写真データを安全かつ便利に保管する方法


写真データは、常に最低3つ必要。

 

 

 何年間もかけて、撮影した写真データが消えたら...

 

 

 

 自宅でハードディスクでバックアップする場合、

 

3つコピーをもつのが最低限の安全策です。

 

  1. オリジナルデータ
  2. バックアップデータ
  3. 遠隔地のバックアップ(火事・地震・津波などの自然災害に備えて)

 

私の体験では、ハードディスクは突然壊れます。

 

 

オリジナルデータは、突然のハードディスクが壊れるのはよく起きることです。私は、2台壊れました。

 

 

保証期間で、無料で新品交換となりましたが、データは戻って来ません。それでもバックアップデータがあれば、復元できるので安心です。

 

 

 

 でも、それでも人的ミスはあり得ることです。間違って、バックアップと複製を逆にコピーしまった人を何人も知っています。


最近気がついたのですが、

どのタイプのHDDがよいのか。

どうやって選べばよいのか。

 

ここ数年の経験をまとめます。

 

 

まず、オリジナルデータを入れるHDD。

 

  • 一番容量が大きくて、高性能なもの。

カメラのメモリーカードから、パソコンに読み込む作業は時間がかからないように、内蔵HDDにいれることです。

 

 これを、もし外付けHDDにしたら、どうなるでしょうか。

最新のパソコンでないと、接続企画がUSB2.0です。

(最新のパソコンはUSB3.0でかなり高速ですが)

 

転送作業に30分、一時間とかかるのを最短ににするためには、内蔵HDDにオリジナルデータを保存するべきです。

 

 

by カエレバ

内蔵HDDをかうなら、↑ の2種類です。

 

バックアップ用も合わせて、同じ物を2個づつ買いましょう。

あるいは、3個づつ。本当はバックアップは2つ必要です。

1年以内に壊れることも「普通に」あります。

新品のHDDを買っても、

 

自分でパソコンを開けて取り付けて

 

認識させてフォーマットする。

 

→ 新品ディスクを導入する方法


 

 

つぎに、オリジナルデータをバックアップするHDD。

 

  • 一番容量が大きくて、高性能なもの。
  • 3TBで1万円ちょい。

 

これも、内蔵HDDにいれることです。

(理由は、内蔵HDDは接続規格SATAという高速通信だから)

 

 これを、もし外付けHDDにしたら、時間がかかり他の作業ができないことがあります。とにかく、内蔵HDDにオリジナルデータを保存するべきです。

 

 例えば,3TBのデータをバックアップで全部コピーすると、半日以上かかります。これは内蔵HDDでもそんなにかかります。

もし、外付けHDDだと、ものすごい高温になります。冷却ファンがないからです。

 


しかし、一般的には外付けHDDが使われることが多いです。

 

なぜか?

 

  1. ノートパソコンなので内蔵できない。
  2. デスクトップの中に内蔵する空きスペースがない。
  3. 持ち運べるようにしたい。

 

もし、そうであれば仕方なく外付けHDDを選択するしかないでしょう。

 

ただし、以下の点は覚悟してください。

  1. 冷却ファンがないので、光熱になり壊れやすい。
  2. 大幅に通信速度が遅い。
  3. 内蔵3TBの価格が外付け2TBが同水準で割高。
  4. 中のHDDが低性能。
    (外付け5400回転 < 内蔵 7200回転)。

 

 

 

 

 


バックアップの方法

バックアップには、いくつかの方法があります。

 

  1. Windowsのコピー機能でコピーすること。
  2. Windowsのバックアップ復元の機能
  3. バックアップ専用のソフトを使う。
  4. 高額なお金をかけて、RAIDにする。
  5. フリーソフトのRealsync、フォルダ同期・バックアップソフトを使って差分を更新する。

 

それぞれの考察

 

  1. Windowsのコピーは、数ギガバイトなら問題ないが、数テラ規模になると膨大な時間がかかる。操作を間違って削除するミスがこわい。
  2. Windowsのバックアップは、ディスク全体が何処かに保存される。部分的にファイルを見ることができないので壊れるときは全部。Windowsが壊れたら復元できなくなる。(Windowsの起動ディスクはよく壊れます)
  3. 外付けHDDに無料でついてくるバックアップソフトを使のも、Windowsのバックアップ機能と同様の問題があり、処理も遅いのでオススメしません。
  4. RAIDは、業務用の本格的な方法です。しかし、このシステム自体が壊れて、データが復元できないリスクはあります。本来は、HDDの故障の対策としては完璧ですが、OSやRAIDのシステム自体が壊れた場合は復元ができません。
  5. Realsyncが一番安上がりで、簡単で、実用的です。

  「更新ボタン」を押すだけで、変更された部分のみをバックアップします。オリジナルファイルが削除されると、バックアップも削除します。

 

Windowsnコピー機能の数十分の一の時間で済みます。

 

RealSyncの詳細情報 : Vector ソフトを探す!

 

 

 

 



バックアップのバックアップ

バックアップのバックアップは、これを使う便利です。

 

コピー元の内蔵HDDとコピー先の内蔵HDDを両方を、

これに挿して、まるごとコピーします。

 常時パソコンにつないで外付けディスクのように使うのではなく、一時的に接続してバックアップしたら外すような使い方をします。

 

USB3.0で接続できるので、最新のPCなら内蔵HDDぐらいの速度がで通信します。

 

「まるごとコピー」というのは、ファイル単位ではなく、HDDでディスク自体を一括のイメージとしてコピーします。

 Windowsの起動ディスクのコピーなどにはとても便利です。