《ライトルームの「仮想コピーを作成」の機能》
ライトルームで元のRAWデータを現像編集する場合、1種類以上のコピーをつくり、それぞれをいろんな色味に現像編集することができます。
なぜ、この機能が必要か。
それは、個展を開くときに、一旦仕上げた写真を、後日、さらにやり直して、別の仕上げに調整することがあります。実際に、プロ写真家は1つの写真で5パターン以上をつくり、並べて一番いいものを選びます。
ライトルームはその作業が、すべてソフト上でできます。
実際にやるとわかりますが、この機能は、プリントするときに有効です。
紙の種類やフォーマットを変えた時には、現像で色調整が必要です。プリンタを変えても。
実際の手順
こうして、3パターンをつくり、全部残しておくことができます。
ちなみに、仮想コピーは実際に「元写真」をコピーしていませんので余計なファイルが増加することがありません。すべて、「調整情報」として「カタログ情報」に写真毎に保存されています。
(カタログ情報が壊れてなくなると、仕上げの手順が消えてなくなるので、バックアップは重要です。)
ライトルームで外部ソフトを使う方法(上級編)
2014.5.2
これまで、フォトショップ、エレメンツ、シルキーピックス、キャプチャーワンなどのソフトで写真を管理してきた人は、そのほうが現像やレタッチし易い場合も多いと思います。
そういう場合でも、ライトルームの中でそれらのソフトが使える機能があります。
メニュー「編集」ー「環境設定」ー「外部編集」タブー「追加外部エディター」で、追加したいソフトのアイコンを選びます。
《実際にフォトショップで加工する場合》
いろんなソフトを使って編集しても、すべてライトルームで写真管理が出来るというのが圧倒的な良さです。
例えば、個展用、ウェブ用、メール用など何パターンもJPEG画像を作る場合でも、いろんなバージョンの写真を作り管理できます。
これについては、「仮想コピーを作成」の機能が有効です。