写真機材

機種選びメモ

私の作品づくりは、フルサイズセンサーの一眼レフが中心です。

  1. 被写体が動かないスローな撮影に向いている。
  2. フルサイズセンサーは画質がよく、最高のレンズ性能を引き出せる。
  3. 夜明けや日陰、室内など暗い環境で、ノイズが出にくい。
  4. 絵作りに必要な光学ファインダーの質と大きさを備えている。
  5. 連写性能が高く、露光ブラケット撮影ができる。
  6. しかし、「動きもの」は撮れません。AF性能、連写性能などがまったく向いていません。(1D-X以上なら使えます)
  7. 最近6Dというコストパフォーマンスのいい機種(15万円程度)が発売された。
  8. バッテリー交換なしで4000枚は撮影できる(800x5ブラケット)。

 

 一方、APSC一眼レフは、私の初代デジタル一眼(7D)ですが、用途が鳥や車などの「動きもの」で、明るい光の下でのハイスピードな撮影スタイルに向いています。

  1. センサーが小さいのに高解像度であるため、暗いところで画質が悪い。
  2. ノイズが出る。
  3. 中級機では、AF性能が物足りない。
  4. 「動きもの」用途なら、結局、超高級の上位機種でないと中途半端な性能となる。
  5. 中級機ではAFが高速な動きについていかない。
  6. 7D2は、かなり良くなった見たいです。
  7. レンズの焦点距離が、1.6Xになるので画角が不自然。
  8. オールドレンズだと、イメージサークルの一部しか使えない(ボケや周辺減光の効果がなくなる)。

 しかし、ボケを使わない、機動性、軽いということなら、ミラーレスのマイクロフォーサーズも良いと思っています。(オリンパスPEN P5 PL-6)

ただし、ボケを利用した作画と最高の画質は捨てるという前提です。

  1. ストリートフォト、スナップショットで決定的瞬間をとらえたい場合。
  2. 記録、ドキュメントレポート(記録)にはピッタリ。
  3. 旅行用、子供の運動会などにもピッタリ(一眼レフ入門機よりもいい)。
  4. 一眼レフのレンズが全部使える。
  5. カメラ機材をコンパクトにまとめられる。
  6. 背面液晶が動かせる。
  7. 被写体が人の場合、威圧感がない。
  8. フルサイズ一眼の2倍の望遠になる。フルサイズで望遠が足りない時に。
  9. PENなら、連写(毎秒8-9枚)や絞り調整(ダイヤル)などの操作や性能がとてもいい。
  10. PEN5なら、5軸センサーでボディ内手ぶれ補正ができる。
  11. PEN5なら、レンズアダプターでライカ、ツァイスなどのオールドレンズの銘玉が使える。
  12. カメラをポケットに突っ込める。
  13. ただし、最高画質は求めないこと。

一方で、フルサイズのミラーレスは今のところ悪いところどりのように見えます。ただし、メカ好きのひとには買いたくなる機種だと思います。

 

  1. 価格がすごく高い
  2. 軽くない。
  3. それほど小さくない。
  4. 開発途上にあり、陳腐化が激しい(2年で古臭い機種になる)。
  5. ファインダー画像が液晶で色がズレる。
  6. バッテリーが持たない(数百枚で終わり、1時間持たない)
  7. レフがないのにシャッター音が大きい。

 

買い方の注意点


良い作品づくりのためには、良い機材の選択が必要になります。

 

「何を、どこで、いつ買えばいいのか」

 

参考になること、経験から学んだことを紹介します。


  1. 無駄な買い物はしない
  2. 作品づくりに役立つものはケチらず導入する
  3. 実際に使ってみていいものを判別する
  4. メーカーや販売店の売り込みに踊らされない
  5. 新品・純正品・ブランド品にこだわらない


カメラという機械自体が好きなマニアとか

集めるのが趣味というひとというよりも、

「写真ファン」が作品づくりに必要な機材を

限られた予算と時間の中でそろえることを最優先しています。


※商品画像はリンク先で購入できます。amazonなので、価格も対応もベストです。

 

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購入レビュー記事


購入レビュー記事の更新

 

  1. SDメモリーカードを買う
  2. 写真用紙を買う
  3. レンズを買う
  4. プリンタとインクを買う
  5. カメラボディの買い替えどきを考える
  6. 風景撮影用のしっかりした三脚を買った。
  7. オススメのカメラバッグ(リュックタイプ)を買った。

 

機材を買うとき


【しらべる】

 

  • amazonの商品ページのカスタマーレビュー
  • 価格コムの口コミ

 

【新品を買う】

  • amazon(種類、価格、ユーザーレビューとも充実)
  • ヨドバシカメラ(現物確認できる、アマゾンにないものがたまにある、意外と安いときもある)
  • ネットオークションのヤフオク(今新品が手に入らないモノを個人売買で買える、新品の海外並行輸入品などが格安で買える)

 

【中古機材を売る】

  • カメラのナニワ(買取価格はそこそこ、売値は高め)
  • カメラのキタムラ(買取価格が一番安い、なので売値は安め)
  • ヤフーオークション(品揃え豊富、価格相場の基準、中古店の回土地価格はオークションの相場の30%引き)

 

情報収集


《しらべる》

 

商品内容

 

  • メーカーのカタログページはあくまで参考情報。メーカーに都合のいいことしか書いていない。むしろ、実際に使った人のレビュー(アマゾン、価格コム)やブログ(Google検索)で確認する。
  • カメラ雑誌やカメラ情報ウェブサイトのプロライターの記事は50%ぐらいは参考にする。しかし、実際に使う人の視点ではなく宣伝目的、あくまで商業ライター。都合の悪いことは書かずにごまかすので注意。
  • ブログや価格コムで実際に使ってみてどうかという「ユーザーレビュー」で確認する。
  • ハイアマチュアやプロの経験を直接聞いたほうがいい。
  • 店員に聞いても、実際「本当のこと」はわからない。販売者の立場とはそういうもの。安くない入門機や初心者用の三脚を平気で買わせて、すぐに買い替えさせるのは売り手の常識。
  • 販売員は実際に写真を撮っていない。写真家の作品づくりのアドバイスなど一切できるはずがない。それでも、初心者は頼ってしまうので遠回り。
  • 「本当のこと」とは、「自分自身の目的に対してどうなのか」ということ。商品自体に絶対的な良さの基準があるのではない。

 

 

価格

  • 店舗によって相場が10-30%は違う。最安値はアマゾンが基準になる。
  • 例えば、ヨドバシカメラには低価格商品の品揃えは置いていない。効果各商品を売るために中級品以上を扱う。安い商品はあえて置かない。
    メモリカードなどは典型例。店頭にあるものの30%以上安いものが、ネットなら買える。
  • amazonなら、高級品から低価格品まで全部比較できる。