作品づくりのプロセスで学んできた方法(手段)を紹介します。
《学ぶための手段》
- 写真雑誌。写真やカメラの世界を浅く知ることができます。しかし、商品の説明と教科書的なハウトゥ記事にはすぐに疑問を感じるでしょう。
- 写真ギャラリー。究極の目的が「作品づくり」なら、とにかく多くの写真作品をみてみようとなります。気に入らなくても、自分なりの作品イメージが膨らみます。どうすれば、同じような作品がつくれるのかを知れば、技術的なことも進歩します。
- 図書館の写真集。全部見ました。オフセット印刷の写真集はオリジナルプリントの写真のクオリティよりも劣るので、あの値段の本を買いたいとは思えませんでした。
- 学術的アプローチ。どうやればいいのかが分からない。それを知るために、写真の基礎を学問的に教える「学校」や「講座」があります。一番役に立つのは「写真史」を知ることです。200年近い歴史のある写真を絵画の世界の文脈と対比しながら、考えていくと作品づくりのヒントが見つかるかもしれません。
- 撮影会「ワークショップ」実際に作品づくりをする写真教室。自分で作品を生み出す方法を具体的に学べ、一番身近なのは撮影実習です。
撮影会
- 作品づくりの機会を増やす。
- 写真家の先生の発想を知ることができる。
- 参加者それぞれの作品づくりの姿勢や目線を知る。
- 設定された課題やテーマで作品を生み出す。
- 自分が撮った写真のコメントが重要なフィードバックになる。
もう一歩前進するには、どうすればいいのか。
自分で考えて、作品をつくる。
どこが良いと感じたか。自分自身だけでなく、それを相手に確認することで何かがつかめます。