まずは、キャノン製のプロ機種をご紹介します。
現行モデルのPROシリーズは、最上位機種のPRO-1とPRO-10が顔料系インク。PRO-100は、染料系インクです。
ついに、キャノンがプロ機でエプソンに追いついたかも、という製品です。
顔料系インクでは、過去現在ともにプロ向けプリンタとしては世界一のエプソンの5-V、7-Vシリーズが業界標準です。
選択肢は3つ有ります。いずれも、最新モデルです。リンクからアマゾンにいって、実際に購入したひとのレニューを研究してください。
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PRO-1は顔料系なのに、染料インクのような光沢感があります。
顔料系は、色の粒(ピグメント)を吹き付けるので長期保存に優れています。染料系には必要な乾燥時間も不要です。
光沢が好きな日本の一般人には人気がない顔料系ですが、現在では光沢のための工夫をしています。
アート作品、オリジナルプリントとして作品販売をする場合は、品質と耐久性では一番優れたインクです。
一方、発色に透明感があり光沢が特徴の「染料系」は、キャノンが得意とする所で、A4サイズ以下の普通用途の写真プリンタでは人気があります。ただし、部屋に飾って、何年も経つと色あせやすいです。
現在のプロ向けの機種では、かつてのエプソン(顔料系)とキャノン(染料系)という住み分けがなくなりました。
印刷の仕上がり具合も、顔料と染料のちがいは少なくなったと言えます。
百聞は一見に如かず、ショールームや店頭で印刷サンプルを見て決めるのがよいでしょう。 ちなみに、私はキャノンのPROシリーズの1と100をショールームで印刷してもらい確認しました。どちらも、まったくちがいがわからないぐらいでした。
ニコンのカメラの人は、エプソンのプリンタを使う人が多いようです。でも、安い一般プリンタではキャノンの染料系を使う方がベターだと思います。安くて、目詰りしない。壊れたら買い換える。染料系の互換インクが問題なく使える(エプソンでは互換インクはやめましょう)。
プロ仕様のプリンタを買う場合は、そうとも言えません。とにかく、品質と質感、そして経年劣化、色あせなどを考えれば、顔料系インクの方が優れていたのです。
ずっと、エプソンしかなかったといえる程、エプロンの顔料インクのプリンタは世界標準です。
ただし、キャノンがPROシリーズをだした数年前からは、そうでもないような気がします。
今のタイミングだと、マイナーなモデルチェンジでかなり価格が下がった5Vがオススメです。在庫がなくなれば、中古しかなくなります。